乳幼児が激しく揺さぶられる事により、脳に傷が付き時に死に至ることがある病気です。乳幼児は、首の筋肉が弱いので脳と頭蓋骨の隙間も大きくそのために強く揺らされると頭蓋骨の中で脳が動き、血管が傷つき頭蓋内出血や眼底出血等を起こすことがあります。視力低下や脳障害の原因となり、最悪の場合は死に至ります。主な症状は嘔吐やケイレン、呼吸困難や昏睡等です。最近は虐待によってこの病気になる乳幼児も増えています。
また核家族化が進み乳幼児との接し方やあやし方がわからない若い親も多く、この病気の防止の為には、首のすわらない3ヶ月まではそっと扱わないといけないでしょう。子供の表情を見ながら、ほどほどにムリをしない事。正しい知識と目配りが、賢い親の道と思われます。
院長: 内藤茂樹(医学博士、日本小児科学会東京都地方会)