A. 貧血になると全身が酸素不足の状態になり、頭痛やめまい消化不良の症状が出ます。睡眠不足や疲労がたまっている時は要注意です。陸上やサッカー、ラグビー等、走り回る人も要注意です。女性は月経時の出血で鉄分が多く失われますので、日頃から鉄分不足には気をつけましょう。
鉄分の多く含むものには、吸収の良い「ヘム鉄」と吸収の悪い「非ヘム鉄」の2種類があり、ヘム鉄を多く含む食品は鰹・鮪等の赤身の魚・煮干・あさり・牡蠣やレバーでは豚鶏牛の順に多く鉄が含まれています。非ヘム鉄は小松菜・ホウレン草・切り干し大根・ヒジキ等です。
予防の為には、肉・魚・卵・牛乳等の蛋白質やビタミンCと一緒に食べると吸収を高められます。コーヒーや緑茶に含まれるタンニンが鉄の吸収を妨げるので、食事中や食事の前後には控える事も大切です。
鉄欠乏性貧血と診断されたら、長い人だと半年間の錠剤服用が必要です。
院長: 内藤茂樹(医学博士、日本小児科学会東京都地方会)