麻疹について、前回の続きをお話します。
予防接種の普及により、麻疹患者は大幅に減少していましたが、数年おきに各地で小流行が繰り返されております。以前では2〜3歳の小児に多く見られていましたが、近年では高年齢の麻疹、予防接種を受けた小児の麻疹が注目されています。 前回お話したように、潜伏期間は10〜12日で、感染源となる期間は、発症1〜2日前から発症出現後2〜3日です。
合併症は、中耳炎や肺炎や脳炎などがあります。 隔離解除は、発疹出現から3日以降、完全に解熱し、一般状態の好転を待って行います。 近年、麻疹ワクチン接種の普及により、臨床症状も軽くコプリック斑のみられない症状があるので麻疹流行時には注意が必要です。
麻疹・風疹混合ワクチン接種は予約なしで受け付けています。体調の良い時にいらしてください。
院長: 内藤茂樹(医学博士、日本小児科学会東京都地方会)